かくれ冷え性
「かくれ冷え性」って聞いたことがありますか?
ひとことに冷え性といっても、さまざまなタイプがあります。
自分では冷えているとは感じないし、冷え性と自覚していないものを「かくれ冷え性」といいます。
「私は冷え性ではない」と思っている人も、実は冷え性である場合があるのです。
かくれ冷え性は、手や足は温かく、末端が冷えているなどの自覚症状がないのですが、内臓の温度が低い状態になっています。
冷え性だと自覚していないので、冷え性の対策をしていないことが多いようです。そのため、冷え性が悪化してしまう恐れがあります。
自分はどうかな?と不安な人は、以下の項目をチェックしてみましょう。
・顔色が良くない
・肩こりがひどい
・シミ、そばかす、くすみなど肌トラブルが多い
・末端がむくみやすい
・胃腸が弱い
・寝つきが悪く、朝起きるのもつらい
1つでも当てはまるものがあったら要注意ですよ。
かくれ冷え性は、朝起きた時、お腹や太ももを触ってみるとわかります。
脇よりもこの部分が冷たく感じたら、冷え性であるといえます。
体の部分で、熱の生産量が多い場所は、太ももとお腹です。
通常ならばこの部分は温かいはずなのです。そこが冷たく感じるということは、血液の循環が悪くなっている証拠です。これはかくれ冷え性であるといえるのです。
この他にも、平熱が36度以下であるとか、顔がほてりやすかったりする場合は、冷え性であることが多いので注意しましょう。
顔がほてっている状態というのは、体の中にあるべき熱が顔に逃げている状態です。
また、平熱が低い人は、基礎代謝が低く、そのため、血液の流れが悪くなっていて冷え性であるということもあります。
冷え性は、病気ではないので、毎日の生活を改善すれば解消することができます。
ですが、逆に冷え性を放置しておくと、様々な病気を引き起こすひきがねになってしまうことがあります。自分の体の状態をしっかり把握して、冷え性の克服に努めましょう。
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