冷え性に効果的「温冷浴」
冷え性には、「半身浴」などで、ぬるめのお湯にゆっくりとつかるのが良いと言われていますが、熱いお湯が好きという人も多いと思います。
そんな人には「温冷浴」がオススメです。
温冷浴とは、その名のとおり、熱いお湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法です。
半身浴は、体の芯までしっかり温めて新陳代謝を活発にし、血液の循環を良くしますが、温冷浴は、血管を収縮させ、熱を閉じ込めて、体の保温効果をアップします。
冷え性の人は、お風呂でしっかり温まったつもりでも、すぐに体が冷えてきてしまいますよね。
温まることによって広がった血管が、湯上り後もずっと広がったままでいるために、体内の熱がどんどん放出されてしまうのです。
温冷浴は、冷たい水をかけて広がった血管を収縮させ、熱を閉じ込めて、温かさを持続させます。
サウナの横に水風呂があるのをよく見かけませんか?
これも温冷浴と同じ原理です。
サウナで温めた熱を、冷水に入る事によって体内に蓄積させます。
温冷浴の方法は、まず、熱めのお湯に3分ほどつかり、次に浴槽から出て、手や足に冷水を3、4回繰り返しかけます。
熱めのお湯は体に負担がかかるので、半身浴か腰湯にしておきます。
この、熱いお湯につかり、冷水を手足にかけるということを7回くらい繰り返します。
夏場は、冷水をかけても平気ですが、、冬場は水をかけると冷たいので、30度くらいのお湯から、少しずつ冷たくしていきましょう。
温冷浴は、自律神経の調整機能を整える効果もあるといわれています。低血圧にも効果的です。
あまり無理はせず、体の調子が良い時に、一度試してみてくださいね。